第5回 秦野研究所 医療機器安全性試験セミナーを終えて


2011年5月26日および27日の2日間において、第5回秦野研究所医療機器安全性試験セミナーを開催しました。今回のセミナーは3月17日、18日に予定していたものですが、「東日本大震災」の発生により、日程を延期させていただきました。皆様におかれましては、直前の予定変更でご迷惑をおかけしたにも関わらず、多くのご参加をいただきまして本当にありがとうございました。
      

セミナーでは先ず、情報管理室長の高島が医療機器の安全性試験の実際 「急性全身毒性試験」および「亜急性毒性試験」と題しまして、それぞれの試験方法と評価について、各試験操作に毒性学的見地からの解説を加えながら説明しました。
                            

コーヒーブレイクではご希望の方には所内見学、休憩される方には試験紹介パネルをご覧いただき、双方でご質問も承りました。
       

続いて、毒性学研究室に所属しております私、新藤が「血液適合性試験」の概要から実際の試験構成、ガイドライン改正の方向性などについて説明いたしました。
      

今回をもちまして、ガイドラインや具体的な試験方法に焦点を合わせた「医療機器の安全性試験の実際」のシリーズは、細胞毒性、感作性、刺激性/皮内反応、急性全身毒性、亜急性毒性、遺伝毒性、発熱性、埋植試験、血液適合性の9項目の生物学的安全性試験について、一通りの説明を終えました。次回は抽出率、溶出試験および造腫瘍性試験等を予定しておりますが、今年の秋に予定されています国内ガイドラインの改定に関連したホットな話題やこれまでに皆様からいただいておりますご意見やご要望を取り入れ、新たな企画も加えていきたいと考えております。これからも当セミナーにご参加いただけましたら大変嬉しく思います。

感想

開催2日目はセミナー開催5回にして初めての雨天となり、所内見学には傘が必要かと気をもんでおりましたが、何とか雨粒が落ちてこない間に移動していただけて良かったです。5月になって秦野研究所は新緑に包まれております。
         
外に出た際は、雨に育まれた青葉の色彩と香りも楽しんでいただけたのではないでしょうか。

毒性学研究室
  新藤智子 記
 

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